卯月町極秘巻物

第壱巻 野に咲く花に関する心得 花を買えば、「野に咲く花」の心は1つだけお前に近づくじゃろう。ただしデートができる状態ならば、もはや花を買う事は無駄と言えよう。そして「野に咲く花」に禁物なのは淫らな物をプレゼントする事。これは2人の関係を一気に冷やす悪魔の品物じゃ。

「野に咲く花」と素敵な思い出を作るには、水族館・映画館・遊園地・プール・広い公園・野球場が最適じゃろう

第弐巻 鮮魚店、江戸前に関する心得 魚を買えば彼女の心は1つだけお前に近づくじゃろう。ただしこの手段にも自ずと限界が訪れる。もし彼女の態度に変化がなければ、あとはしつこく誘ってみるのも方法の1つじゃ。また、「野に咲く花」は彼女のすぐ近くおる事を忘れてはならん。ある程度気分が盛り上がった時、彼女の耳はあらゆる声を捕らえるじゃろう。そして一番注意しなくてはならんのが、約束事を守る事じゃ。特に彼女の気分がお前に向いている時、ささいな裏切り行為が致命傷となるかもしれん。

彼女と素敵な思い出を作るには、プール・ボーリング場・ゲームセンター・広い公園・映画館・動物園が最適じゃろう。もちろん、それ以外に色々な場所へ行くのもいいじゃろう。たとえデートをしてない時でも、思いがけない事が起こるはずじゃ

第参巻 迷える子羊、本当の恋を知らない女性の心得 まずは彼女の家を見つけ出し、たとえ住んでいる場所を知らずともチャイムを押す事が肝心じゃ。そして、とにかく彼女とデートを重ねる事が重要じゃ。彼女の渇いた心をオアシスに変えるには、お前さんの優しさと愛しかないじゃろう。しかし深い仲になっただけでは、彼女の心が幸せに満ちているとは言えんぞ。肉体がいくら成熟してても、心が成熟してるとは限らんからの。心を成熟させるには、やはりきっかけが必要じゃろう。そのきっかけとは、ずばり繁華街で起こる出来事じゃ。

彼女と思い出を作るには、ゲームセンター・ボーリング場・学校・小さな公園と大きな公園・プール・遊園地・本屋・図書館・映画館・動物園・そしてブルセラショップへ行く事が大切じゃ

第四巻 才気溢れ、キャンパスに己の心を写す女性の心得 まず第一に言わなくてはなたない事は、たとえ住んでいる場所がわかったとしても、チャイムを押す事は厳禁である事じゃ。あせらずとも、自然に彼女の方から自ら住む場所を明かすじゃろう。致命的にはならないが、できればその時までじっと待った方がよいじゃろう。それまでは、美術室に通い親睦を深めればよい。彼女はよほどのことがない限り、一定の時間その場所にいるはずじゃ。そして、他のおなご同様とにかく彼女とデートを重ねる事が重要じゃ。たとえ彼女がお前を相手にせずとも、その時は何も心配する事はない。やがて彼女の方がお前に興味を抱き、ある話しを持ちかけて来る事じゃろう。この誘いは、素直に受け入れた方が吉だという事を忘れてはならん。

彼女と思い出を作るには、学園の屋上・大きな公園・彼女の家・プール・神社・ラブホテル・水族館・ゲームセンター・雑貨屋。そして美術館へ行く事が大事じゃ

第五巻 心に秋風が吹いている孤独な女性の心得 お前さんはすでに、彼女の家がどこかを知っておるはずじゃ。もしお前が望むのなら、ここへ行き彼女と口論する事もよいじゃろう。最初の大事な出来事は、お前の良き友の情報より得られるじゃろう。その時は心して、学園内を俳諧するがよいぞ。しかし1つだけ肝に銘じなければならん。彼女は他の女性と違い、気持ちの変化を決して言葉には出さない女性じゃ。それに嫌気がさすと思うなら、最初からこの女性に近づかない方が良いじゃろう。深くつき合えばつき合うほど、互いに傷つくだけになる。それでも彼女を愛したいと思うなら、言葉の裏にある本心を知りつつ演技を続ける事じゃ。

彼女と思い出を作るには、学校・動物園・大きな公園・大きな屋敷・遊園地・野球場・図書館・ボーリング場・映画館・神社へ行く事が肝心じゃ

第六巻 喫茶店、土下座に関わる女性の心得 とにかくマメになる事、これが彼女との仲をより深くする為にまずしなければならない事じゃろう。かと言って、同じ場所に何度も行けという意味ではない。手を変え品を換え、色々な手段でアポイントをとる事が大事じゃ。また、大人しそうに見えるおなごほど、実は気が強く頑固な一面を持っているものじゃ。彼女もまた、その例外ではないじゃろう。いやな物は、どんなにお前に惚れててもいやなのじゃよ。それが彼女のいいところでもあり、また扱いにくいところでもある。

彼女と思い出を作るには、プール・ボーリング場・広い公園・ラブホテルへマメに行かねばならん。特に冬の広い公園…ここは、かなり重要なポイントとなる。もっともそこでの思いでを作らずとも、彼女との仲は深まるじゃろう。ただし、じゃ…想い出と言ってもいい想い出とは限らぬぞ。人生、山もあれば谷もあり、また谷もあれば山もあるという事じゃ

第七巻 日本古来の伝統を守る女性の心得 とにかくデートを重ねる事、これが彼女と親密になれる一番早い手段じゃ。何度もデートをして、心を育てる事が大事じゃぞ。しかしそのおなごは、心を開いても脚は開かぬ女性…並大抵の事では結ばれないじゃろう。しかしあせらんでもよいぞ、その時は必ず訪れる。また彼女にはライバルがいる事を忘れてはならん。お前さんが彼女を手放せば、別のむくつけき男どもがアリのごとく寄ってくるのじゃ。そして注意しなければならないのは、男だけではないぞ。彼女とお前さんの共通の女友達…彼女の心にも、つきあい方によっては微妙な陰を落とす。

彼女と思い出を作るには、卯月学園・プール・小さな公園・神社・映画館・遊園地・動物園…そして大きな公園・ボーリング場へ行くのがよい。特に卯月学園の中では、思いも寄らない事が次々と起こるはずじゃ

第八巻 子供のような心と身体を持つ女性の心得 彼女と知り合うのは簡単な事じゃ。しかし知り合った後、二人の関係は遅々として進展しないじゃろう。彼女との仲を成就したいのなら、時には耐える事も、また待つ事も必要となる。それはまさにイバラの道となる事、受け会いじゃ。ずばり、待つ事が必要なのは秋までじゃ。ただし秋まで何もせずに、ただじっとしていてはいかんぞ。秋以降、蜜月の時を迎えたいのなら、それまでに色々と準備をしておく事が大切じゃ。何もせずに幸福の訪れたやつなど、誰もおらん。

彼女と思い出を作るには、小さな公園・動物園・映画館・学校・神社がよいじゃろう。ただし全て、秋以降である事を忘れてはいかんぞ。

第九巻 もう2年以上もつき合いがあるのに、なんら関係が改善できない女性の心得 彼女との関係を改善するには、それこそ石の上にも3年という言葉通り、忍耐が必要となるじゃろう。ただしそれはじっと待てという意味ではないぞ。つき合いが長いが故に、彼女の気持ちを変化させるのには、時間がかかるという意味じゃ。誠心誠意、彼女に尽くすがよいじゃろう。そして他のおなごのように、簡単に触れたりしない事が肝心じゃ。たとえ彼女が自分に気があると思っても、軽率な行為はお前さんと彼女の関係を大幅に後退させるじゃろう。

彼女と思い出を作るには、学校・図書館・フラワーショップ・映画館・プール・遊園地・彼女の家・本屋・ボーリング場・大きな公園…そして水族館・小さな公園・雑貨屋がよいじゃろう。ただし小さな公園は、おめでたい日に行かなければ意味がないじゃろう。

第十巻 美しく長い髪に成熟して心と身体を持つ女性の心得 このおなごと親しくなるのは至難の技じゃろう。何故ならば彼女は、己の立場に起因する見えない壁を幾重にも作っておる。その壁を1つ壊したとしても、時間という物がそれを元に戻してしまうじゃろう。よって、お前の力だけでこの壁を崩す事は不可能じゃ。ただし全く道が閉ざされているわけではないぞ。ある人物をテコとして利用すれば、この壁は一気に崩れ落ちる。それも、彼女自らがその扉を開けてくれるのじゃ。禁断の道へと進みたいのなら、夏過ぎまでじっと我慢する事がいいじゃろう。しかし、我慢しすぎて何もしないのはだめじゃぞ。屋上での彼女との会話をよーく聞けば、何がテコの役割を果たすのかはわかるはずじゃ。

彼女と思い出を作るには、学校・小さな公園・ブルセラショップ・プール・ボーリング場・大きな公園・映画館・美術館がよいじゃろう。しかし、そのほとんどはデートによるものではない。肝心なのは、その場所に出向くという行動力じゃからな

卯月町艶始秘巻物 

第壱巻 男の皮をかぶった羊のごとき女性の心得 このおなごは、他のもう1人のおなごと対になっておるぞ。よって、最初はバランスの良いおつき合いをする事が大事じゃ。もう1人のおなごとの関係が進まなければ、このおなごとの関係も進む事はないじゃろう。女性同士の友情の絆は太く強く、そしてはかないものなのじゃ。ある出来事得をきっかけに、雪崩のごとく崩れ始めるじゃろう。よいか、このおなごと早急に関係を深めようとしてはだめじゃ。複数の人数で逢い引きをする、これが第一のポイントである事を忘れてはならん。

彼女と思い出を作るには、学校・動物園・ボーリング場・土下座・神社・・・特に学校が重要じゃぞ。

第弐巻 乙女の恋心を最初から抱いている女性の心得 このおなごは、他のもう1人のおなごと対になっておるぞ。よって、最初はバランスの良いおつき合いをする事が大事じゃ。もう1人のおなごとの関係が進まなければ、このおなごとの関係も進む事はないじゃろう。女性同士の友情の絆は太く強く、そしてはかないものなのじゃ。ある出来事得をきっかけに、雪崩のごとく崩れ始めるじゃろう。よいか、夏の間にまず第一のポイントが訪れる。しかしこれを逃しても案ずる事はない…第二のポイントは秋にも訪れるじゃろう。バランスとタイミングさえ間違えなければ、同時にこの2人のおなごと深い仲になれる事ができるぞ…せいぜいがんばる事じゃな。

彼女と思い出を作るには、学校・動物園・遊園地・ボーリング場・図書館・小さな公園・土下座・神社・・・特に学校が重要じゃぞ。

第参巻 遥か遠方より来る乙女の心得 このおなごについては、その存在の意味を自分自身で解き明かす事が肝心じゃ。そうすれば、退屈な日々の先に光り輝く道が開けるじゃろう。誠意と言う言葉の意味は何か、愛という言葉の意味は何かをよーく考えてみるがいい。たとえその答えが今の時代とは逆行するものであっても、迷う事はない。それがお前達にとって、真実ではあれば何の問題もないはずじゃ。よいか、彼女は、いつもお前さんを見つめておるぞ。たとえ彼女の姿が見えなくても、心の目はいつもお前さんと一緒におる。耐える事も愛し方の1つである、という言葉を忘れてはならんぞ。その気持ちを貫けば、そこらにある上辺だけの愛など霞んで見えるじゃろう
第四巻 鮮魚店、江戸前に関する心得…の補足 すまんすまん、このおなごについて1つだけ書き忘れた事があったのじゃ。最近は歳のせいかのう…ボケが入ってていかんわい。彼女と最も作りにくい想い出、それは映画館での出来事じゃろうな。なんと言っても、この出来事と遭遇するのは映画館の中に入らないとだめじゃ。季節はズバリ春から夏の間じゃ。もちろん彼女との関係がある程度進んでないと、この出来事を体験する事はできんぞ。
第五巻 喫茶店、土下座に関わる女性の心得…の補足 すまんすまん、このおなごについて1つだけ書き忘れた事があったのじゃ。最近は歳のせいかのう…ボケが入ってていかんわい。もうわかっているとは思うが、彼女が卯月町にいる時間は限られているのじゃよ。では卯月町や彼女が住んでいる場所にいない時、彼女はいったいどこにいるのかを考える事じゃ。それさえ予測がつけば、彼女との新たなる出来事に遭遇する事ができるじゃろう。そしてそれが、彼女と1番作りにくい思い出のはずじゃ。もちろん、1度その場所に行っただけで諦めてはいかんぞ。金はかかるが、彼女との間に何が起こるか度に行ってみるのがよかろう
第六巻 ブルセラショップに棲むおまかせじいさんの秘密 持ち金が低くなった時には、おまかせじいさんに頼るのが1番じゃろう。所持金が低ければ低いほど、やつが現れる可能性は高くなるはずじゃ。もちろんやつが現れる場所は、卯月町の内にあるブルセラショップじゃぞ。間違っても、プールと間違えないように気をつける事じゃ。所持金が低いのにおまかせじいさんが現れない場合は、他の場所で気分転換するのがよいじゃろう…やつは着替えに時間がかかるからな。ただし所持金が3万円を超えたら、アルバイトをした方が賢い選択となるじゃろう。やつはいつも、弱い者の味方しかしてくれんのじゃよ。
第七巻 迷える子羊、本当の恋を知らない女性の心得…の補足 すまんすまん、このおなごについて1つだけ書き忘れた事があったのじゃ。最近は歳のせいかのう…ボケが入ってていかんわい。心を成熟させる為のきっかけは、ずばり繁華街で起こる出来事じゃと説明したはずじゃが…。繁華街と言ってもいささか広いからのう…ここはズバリ、その場所をお前さんに伝授してやろう。その場所とは、町内に出没する怪しいじいさんに関係のある場所…つまりブルセラショップの事なのじゃ。ここでのイベントをクリアすれば、彼女の態度は徐々に変化していくじゃろう…もちろん選択を誤れば、全て水の泡となるがのぉ。
第八巻 女性と上手につき合う為の基本的な心得、其の壱 これはほとんどのおなごに言える事じゃが…より仲良くなる為には、そのおなごとマメに会話を交わす事が必要じゃが…より仲良くなる為には、そのおなごとマメに会話を交わす事が必要じゃ。話をすればするほどその女性の心には、お前さんの存在が植え付けられるじゃろう…たとえ最初は冷たい態度でも、決して諦めてはならんぞ。次に相手が自分に対して好意を抱いていると感じたら、とりあえずデートに誘ってみるのが良いじゃろう。もしデートにOKしてくれたのならば、後はマメに会う事よりデートを重ねる事の方が大切じゃ。後は説明するまでもないじゃろうが、除々に彼女との仲を深めていけば良い…ただしアセリは禁物である事を、肝に銘じておかねばならん。おなごにキスをしたいと思うなら、何もせずに我慢し…抱きしめるまでで止めておく強い意志が必要じゃろうて。
第九巻 女性と上手につき合う為の基本的な心得、其の弐 出会いがあれば別れもある。人間、時にはあきらめねばならん事もあるものじゃ。もちろん卯月町に住む女性に対しても、この言葉が当てはまる事を肝に銘ずるがいい。何気ない言葉が彼女を傷つけ、信用を失わせ、せっかく築き上げた関係を台無しにする事もあるのじゃ。以前は微笑みながら話をしていたのに、今はお前さんの顔を見ただけで逃げてしまう。こうなってしまったらもうお手上げじゃな。彼女に何度会おうと、どんなに尽くそうと、二度と振り向いてくれる事はないじゃろう。すっぱりとそのおなごをあきらめ、新たな恋を探した方が賢明じゃぞ・・・もっとも無為な時間を過ごす事が好きならば、話は別じゃろうが。
第十巻 卯月町の主であるお願い地蔵の秘密 この地蔵は、摩訶不思議な力を持っておるのじゃ。こやつが、善と悪の両方を兼ね備えた存在である事は間違いない。確かにこの地蔵へ金銭を与え願いをかければ、おなごの達の気持ちを平均的に上昇させる事ができる…しかし、じゃ。昨日は冷たく今日はいきなり優しい彼女を、お前さんは戸惑う事なく素直に愛せるのじゃろうか?恋愛とは結果だけで幸せになれるものではなく、その過程があるからこそ真の輝きが得られ幸せになれるものじゃ。そして自らの力でおなごと深い関係になってこそ、お前さんの生きた証をこの世に残せるというものじゃろう。と。堅い事を言ってしまったわけじゃが…ようするに後々、後悔しない程度に利用すれば良いという事じゃ。何を隠そう、ワシだって何度かお世話になった事があるくらいじゃからな

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